2024年09月18日
「今夜、満月が見えるかなぁ?」
子どもの村の子どもたちがつぶやきました。
9月17日は中秋の名月。
子どもと一緒に、村庭に咲く萩の花を摘み、地域に足を運びススキを集めました。
もちろんお団子も・・・。
あいにく雲が多く、月が出るタイミングが難しい夜。里父が何度も外に出て月をチェックしました。
そして、いよいよその時が・・・。
「みんな月が出たよー。」
と里父。
里母と子どもたちが肩を寄せて月を見上げました。
「全ての子どもたちが幸せでありますように」と願いながら・・・。
2024年09月11日
「海苔漁師 MINORI代表 小池勇輝 様より 海苔を寄贈していただきました!」
海苔漁師 MINORI代表 小池勇輝様が子どもの村東北を訪問され、海苔を寄贈してくださいました。
小池様は村長が七ヶ浜に住んでいた時のご友人で、「何か子どもたちのために力になりたい。」と
貴重な海苔を届けてくださいました。
七ヶ浜の海苔は「皇室献上海苔」にも選ばれるほどで、海を感じる深い色合いと香りが有名です。
現在、来年の海苔の準備として、気温が安定する夜間に「種付け作業」をしているとのこと。
この期間は「光と水温管理」が最重要課題で「種付けの状態をよく見る(観察する)。」ことがポイ
ントだそうです。
小池様からのお話には、子育てに通じる哲学があると感じました。何よりも、小池様の「子どもたちのためになりたい。」というお気持ちに感謝の思いで一杯です。頂いた海苔は、村の子どもや地域の子どもたちのために使わせていただきます。ありがとうございました。
2024年08月23日
村の子どものために夏休みの思い出企画として、スタッフが流しそうめんを企画してくれました。
せっかくなので、本物の竹を取ってきて、村長と子どもと一緒に「流し竹」を作ることにしました。
いつもお世話になっている茂庭台地区の方の竹林に分け入り、流し竹を探す作業はちょっとした冒険気分でした。
切り出した竹を肩に背負い、運ぶ・割る・削る・磨くなど、この夏は汗が滝のように流れます。
そして当日、流し竹を流れてくるそうめんを上手にキャッチ!
汗と疲れは吹き飛びました。
「おいしい!おいしい!」と子どもには笑顔がはじけます。 子どもが喜ぶ笑顔が私達の何よりものご馳走です。
2024年08月09日
夏休み中は毎朝、村の子どもと花への水やりと散歩しながらのゴミ拾いが日課でした。
ある日村庭を散歩していると、子どもが「村長!白い花が咲いているよ!ユリの花だ!キレイ!」と叫びました。
あらためて見渡すと、村庭のいたるところに純白な花が揺れています。また、意識してみると、ここ茂庭台地区の道路際にも、たくさんのユリの花が咲いていることに気付かされました。
大人になると日常の中で、当たり前のようになって気付かないことがたくさんありますね。
美しいものを美しいと感じる純粋な心を持ち続けたいものです。そう子どもに教わったようでした。
2024年07月17日
子どもの村東北では一時的にお子さんをお預かりすることもあります。
それはまさに「一期一会」の出会いです。
どんなに短い間でも、大切にされている実感が溜まるように、
村のスタッフみんなでこの出会いを大切にします。
一緒にスケートボードで遊んだり、、、
ミニトマトを収穫したり、、、
ミニトマトで指人形を作ったり、、、
村のスタッフから村のドリームフィールドで取れた野菜を使ったお味噌汁が届いたり、、、。
やはり「すべての子どもに愛ある家庭を」です。
2024年07月10日
6月下旬、村の子どもと地域総合防災訓練に参加してきました。
避難会場となったのは茂庭台中学校。各地区に分かれ中学生がリーダーとなり、
煙中体験や消火器体験など、楽しみながら防災意識を高めていく取組がなされていました。
訓練の最後には、地区ごとに振り返りの時間が設けられ、顔を合わせながら感想を共有し合っていました。
何人もの地域の方々や学校の先生方から「あ、子どもの村の〇〇君だね。」と、温かく声を掛けて頂きました。
また、7月の初旬には地域の一斉清掃に参加。ここでも「〇〇君だね。今度の夏祭り行くよ。また会おうね。」と励まされました。
地域の方々に見守られていることに感謝しながら、これからも地域と共に子どもを育んでいきたいと思いま した。
2024年06月19日
子どもの村東北のドリームフィールドにも、夏野菜の収穫の時期が到来しました!
玉ねぎの次は、インゲン豆、ナス、ズッキーニ・・・。
毎日おもしろいように生長する野菜の数々。
野菜を育てるコツは、「毎日野菜をよく見ること。すると野菜が何をしてほしいか分かる。」と、
農家の方に教わったことがあります。これもなんだか子育てに似ています。
今日もドリームフィールドの野菜たちは、夏空に向かって生長しています。
2024年06月16日
昨年冬に植えた玉ねぎを、6月中旬に収穫しました。
おもしろいことに玉ねぎの収穫のタイミングは、玉ねぎがある合図で教えてくれるのです。
その合図とは、玉ねぎの茎が倒れることで、茎の栄養が玉ねぎの身に充分に入った結果だそうです。
家族の家ファミリーで玉ねぎの収穫をワイワイ楽しみました。
「植えた時は寒かったよね。」
「手がかじかんで、お母さんがお湯を入れてきてくれたっけ。」
玉ねぎの成長を待つように倒れていく茎の様子に、一生懸命に子育てを頑張る親の存在と重なるようでした。
2024年05月16日
手がかじかむ昨年11月13日。村庭の東屋(あずまや)のそばにあるドリームフィールド(畑)に、玉ねぎの苗を植えました。苗は細く背丈も20cmほど。冬場は「根付かないのでは?」と思うほど弱々しい苗。根気強く活着剤を撒き春には追肥を行いました。
気温がぐっと上がる5月中旬。弱々しかった茎が力強くなり、玉の部分も土から顔を出し、思わず「すごい!」と言葉がもれました。
ある日の雨上がり、ドリームフィールドで村長が作業しているところに、村の子どもが「ただいま!」と帰ってきました。
「村長!何しているの?」と子ども。「草取りをしながら、玉ねぎの成長を喜んでいたよ。」と返す。すると勉強が苦手で励ましを続けてきたその子が「ねえ村長、ここ(東屋(あずまや))で勉強していい?」と、「自主青空学級」開校。
心の中で「野菜には肥料が必要なように、人には励ましの言葉を掛け続けることが大切だなぁ。」と思いながら、畑の土を耕すのでした。
2024年05月05日
待ちに待ったゴールデンウイーク!
こどもの日を記念して、村長が「小さな旅」をプレゼントしました。
外国との交流イベントや海での水遊び、そしてサイクリングへと出発!
虐待防止に関する講演会で、ある小児科医が次のように語っておられました。
「経済的な差や生い立ちの差によって、経験の格差を生んではならない。」と。
子どもの村に来た子どもたちと「小さな旅」を共にして、
村ファミリーの新たなる思い出を紡いでいきたいものです。
「旅」ができるのは、帰る家があるから・・・。
2024年09月18日
「月を見上げて・・・全ての子どもたちの幸せを願う」2024年09月11日
「海苔漁師 MINORI代表 小池勇輝 様より 海苔を寄贈していただきました!」2024年08月23日
「本物の竹で流しそうめん」2024年08月09日
「ユリの花と純粋な感性」2024年07月17日
一期一会の出会いにも、すべての子どもに愛ある家庭を2024年07月10日
地域に感謝し、子どもを育む2024年06月19日
「夏空に向かって! ドリームフィールドの野菜たち!」2024年06月16日
「大きな玉ねぎが取れました!」2024年05月16日
ドリームフィールドの玉ねぎの生長と子どもの成長と2024年05月05日
小さな旅のプレゼント・・・こどもの日【子どもの村東北建設にご支援いただきました】