SOS子どもの村は、オーストリアに本部をおき、世界133の国と地域で活動する国際NGOです。1949年、第2次世界大戦で親を失った子どもたちのために創立されましたが、世界では今も、戦争や自然災害、貧困、ネグレクトや虐待など、さまざまな困難のなかで多くの子どもたちが苦しみ、教育も不十分なまま、その豊かな未来を奪われています。

SOS子どもの村は、国連子どもの権利委員会やユニセフなどの関連機関、国際NGOなどと連携し、このような子どもたちに対して、教育や医療、ヘルスケア、非常事態の際の緊急支援、アドボカシーなどさまざまな活動を展開しています。

 特に、家族と暮らせない子どもたち、またはその危機にある子どもたちに対して、愛ある家庭と永続的な支えを保障するための活動を進めてきました。2012年現在では世界533ヶ所に存在し、活動しています。