日本SOS子どもの村は、世界133の国と地域で活動する国際NGO「SOS子どもの村」の一員となるべく、2012年に設立されました。
日本では少子化が進む一方で、さまざまな背景のもと約4万5千人の子どもたちが家族と暮らせない状況にあります。その数は年々増え続けていますが、家族と暮らせなくなる危機にある子どもとその家族は、さらに多いと考えられています。こうしたなか、家族と子どもたちへのさまざまな支援が求められています。

各地の子どもの村でSOS子どもの村の理念に沿った養育を実践できるよう支援することが、日本SOS子どもの村の一番大きな役割です。世界のSOS子どもの村に学び、日本に合ったプログラムを開発します。また、子どもの村だけにとどまらず、里親やファミリーホーム事業者などを対象とする専門研修なども行います。
「すべての子どもに愛ある家庭を」のメッセージを社会の隅々にまで届け、子どもの最善の利益を考えられる社会への変革を促していきます。