2017年05月18日

子どもの村福岡を訪問

研修のため子どもの村福岡を訪れています。2007年にNPO法人「子どもの村福岡を設立する会」が設立され、多くの方の理解と支援を受けて2010年4月に開村した「子どもの村福岡」は、これまで里子22名(内、10名は家庭復帰)、一時保護やショートステイ41名の子どもが委託され、里親里子支援の国内における新しいモデルとして着実な成果を残しています。昨年には、国際NGO SOS子どもの村インターナショナルに135番目の加盟国(地域)として正式加盟も果たしました。1949年に設立された国際NGO SOS子どもの村インターナショナルは、135の国と地域に広がり、子どもの村だけでも571か所もある上、近年では家族機能強化プログラムにも力を注いでいます。子どもの村東北は、子どもの村福岡を運営するNPO法人SOS子どもの村JAPAN(現在の法人名)の協力を受けて2012年に法人を設立し、2014年12月に仙台市に子どもの村東北を開村しました。開村直後には、オーストリアの子どもの村への研修を行う他、数度の研修を福岡で実施してきましたが、開村から2年半を経過した今、再度スタッフ研修を実施し、子どもと育親さんへの支援の質を向上させるだけではなく、近い将来国際NGO正式加盟を目指すため理念や最新の情報を学んでいます。