2015年09月17日

「もうひとつの絆」フォーラム

恒例の絆フォーラム、前回は6月28日石巻市桃生公民館で61名の参加者を迎え開催されました。はじめに、宮城県東部児童相談所の佐藤由華次長から里親を待っている子どもたちの状況が報告されました。続いて、評論家で著書「子どものための親子論-〈親子になる〉-という視点」などで知られる芹沢俊介氏による『「二重の親」について~親になるということ~』と題した特別講演では、「生みの親」が「受け止めての親」に移行することが大切であり、「二重の親」になれないケースに虐待につながることが多いことなどが語られ大変興味深い内容の講演でした。また、トークセッションでは、ファミリーホームをされている成嶋幸子氏を囲み、苦労話や里親だからこそ味わえる喜びについて語り合いました。会場には、これから里親になろうとする方の姿もあり、今回もとても有意義な時間となりました。今後もこのようなフォーラムや研修を継続しながら、“里親制度の普及”や“学び”にも力をそそいでまいります。みなさまの参加をお待ちしております。