仙台市太白区茂庭台の子どもの村東北建設現場では、センターハウス及び家族の家３棟の建設が順調に進んでいます。６月に入り、センターハウスと家族の家３棟の基礎工事が進み、６月中旬からは４棟全ての柱が順に建ち始め徐々に骨格が見え始める予定です。

　この１期工事の建設費は、昨今の建設資材や人件費の高騰で当初の予定額を大きく上回り、約２億３千万円の見込みです。これまで多くの個人、企業・団体の皆様から多額のご寄付・ご支援を頂いているものの、現時点で建設費の確保は十分ではなく、今後約３，５００万円を確保しなければならない状況です。子どもの村としましては、広く社会に協力・支援の呼びかけをいたしております。皆様の一層のお力添えをよろしくお願い申し上げます。

支援会員の皆様には、今年度もご支援の継続を心よりお願い申し上げます。
<振込先>
① 　郵便振替口座　　０２２９０－３－１２７１５１
② 　三井住友銀行 　仙台支店（３１１）　普通　１８３８９３１
⇒①②口座名義：特定非営利活動法人 子どもの村東北
③ 七十七銀行 新伝馬町支店（２０３） 普通 ５８３５２０８
⇒③口座名義：特定非営利活動法人 子どもの村東北　理事長　飯沼(いいぬま)一宇(かずいえ)

５月２２日（木）熊本県から国際ソロプチミスト熊本ーさくら（以下：ソロプチ熊本-さくら）の片山紘子さま、出田節子さまが事務局を訪問されました。ソロプチ熊本-さくらは、本年でクラブ認証20周年となり、その20周年記念事業として開催した「櫻井よしこチャリティ講演会」の収益金の一部をご寄付くださいました。

昨年４月、ソロプチ熊本-さくらのクラブ員有志の方が東日本大震災の被災地に入り現状を肌で感じ、復興支援へ強い思いを抱かれました。なかでも、お子さんを失くされた方の「この現実を忘れないで」との言葉は今も胸に残っているそうです。
そして、ソロプチ熊本-さくら独自の目に見える支援先を探すため、昨年９月に子どもの村東北事務局を訪問され、その後には、さらに理解を深めるために子どもの村福岡を視察されています。このような経緯を経た後、クラブ員皆様の賛同を得て、今回のご寄付が実現されました。

20周年記念事業の実行委員長である出田さまは、「九州からも被災地支援の声を上げ続けたい」と語られ、被災地支援への強い思いが感じられました。贈呈式終了後には、茂庭台の子どもの村建設地も視察されました。

５月１５日（木）宮城中央ヤクルト販売（名取市）を訪問し、永冨淳次社長へ昨年に引き続き２回目となるご寄付への感謝状をお渡ししました。永冨社長からは「地域に根差した企業として支援を続ける」と力強いメッセージをいただきました。子どもの村東北への深い理解と、社員みなさまの温かな思いに触れられた時間となりました。

４月２３日（水）春らしい晴天に恵まれる中、家族の家３棟の地鎮祭が執り行われ、９月末の完成に向けて工事が始まりました。家族の家は、育親と子ども達が生活する愛情にあふれる空間となります。支援者のみなさまの温かな思いがまたひとつ形になり始めました。

昨年12月から始まった子どもの村東北の第３期公開講座も今回が3回目。
「里親養育の基本」をテーマに4月19日（土）に開催されました。

今回は、みやぎ心のケアセンター副センター長で、子どもの村東北理事の山崎剛氏が講師を務めました。里親が里子を育てる時に、子どもの人生を理解することの大切さや、愛着形成による安心感を育成することが重要であること。また、ほめ方や叱り方のコツなどを具体的に例を挙げながら説明してくださり、参加された方からも大変好評でした。

引き続き、公開講座を開催いたしますので、どうぞご参加ください。

神奈川県にある相模女子大学グリーンホールにおいて、東北復興支援・原田治子ピアノチャリティーコンサート実行委員会主催「原田治子ピアノチャリティーコンサート」が3月15日（土）に開催されました。このコンサートは、入場料を子どもの村東北へ寄付することを目的に開催されました。

ご協力いただいたスタッフの皆様

当日は、実行委員会の皆様のご厚意で少しお時間を頂き、子どもの村東北を代表して常務理事の岩城から皆様にご挨拶させて頂きました。原田さんそして実行委員会の皆様、ご参加いただいた皆様、すてきな演奏と温かな思い、本当にありがとうございました。

これからもご支援の程よろしくお願いいたします。