2015年12月24日

 
 

年末年始の休暇のお知らせ

いつもご支援誠にありがとうございます。皆様のご支援のお蔭で開村から1年を迎えることができました。この間約2,000名近くの方が全国(海外からも)から見学にお越し頂くなど、強い関心を持っていただけたことに感謝しております。早いもので今年も暮れようとしております。年末年始ですが、法人事務局は、12月28日(月)午後から1月4日(月)まで。センターハウスは、12月26日(土)から1月3日(日)まで休暇を頂きます。何卒よろしくお願いいたします。






2015年12月18日

 
 

第8回「もうひとつの絆フォーラム」

恒例の「もうひとつの絆フォーラム」も今回で8回目を迎えました。11月29日仙台市泉区にあるのびすく泉中央で70名の参加者を迎え開催されました。はじめに、宮城県北部児童相談所の枡良之次長から里親を待っている子どもたちの状況が報告されました。続いて、横浜市にある子ども虹情報研修センター研究部長の川松亮氏による「児童虐待の背景にあるものは~里親養育による子どもへの支援~」と題した特別講演が行われました。昨今、児童福祉分野においては、あらゆる情報が錯綜しております。川松先生からはわかりやすく整理していただきながら、わが国の児童虐待の現状、虐待を受けた子どもの様子、虐待の背景、しつけと虐待の違いについて、求められる支援のありかた等について、ご講演いただいました。その中からいくつかご紹介しますと、虐待よりも少し広くとらえるマルトリートメント(大人の子どもへの不適切なかかわり)という考え方についてです。この考え方で、保護者を責めずに、改善を促したり、一緒に考えていったり、必要な資源につなぐなどの支援がとても大事になってくるそうです。また、子どもたちの自立支援には、まずは安全・安心な暮らしがベースとなります。毎日、安定したリズムでのあたりまえの生活、同じリズムを繰り返していくことが力になるといいます。このように日常の営みの中で「受けとめられる体験」などを通し、「人に助けてと言える力」が身に付け、社会的孤立などを防ぐ力にもなっていきます。これらのことは、子どもだけに限らず、大人にも同じことが言えます。親子の支援のためには、ストレングスベースドの支援、リスクとストレングス(強み)の双方をバランスよく見て、子どもと家族の真のニーズを考えていくことの重要性についても学ぶ機会となりました。現在わが国では、虐待相談を受けた9割は在宅になる実態もあり、これからの支援のありかたを問う機会にもなりました。また、トークセッションでは、里親をされている早坂えみ子氏を囲み、里親だからこそ味わえる喜びについて語り合いました。今後もこのようなフォーラムや研修を継続しながら、“里親制度の普及”や“学び”にも力をそそいでまいります。みなさまの参加をお待ちしております。






2015年12月14日

 
 

仙台市奥山市長が村を訪問されました

2015年11月24日(火)、仙台市奥山恵美子市長に茂庭台にある子どもの村を訪問して頂きました。村のある仙台市太白区茂庭台の約6,000㎡の土地は仙台市からお借りしており、2014年3月に建設工事を開始し12月19日に開村しました。翌2015年2月からは児童相談所を通して子どもの受入れもはじまり、村に新しい家族が生まれたのです。そしてこの12月で開村から1年を迎えます。そこで、この1年の進展状況を報告させて頂きました。また、家族の家やセンターハウスも見学頂きました。子どもの村東北は、5年前に開村した子どもの村福岡に次ぐ日本で2番目の子どもの村ですが、今後事業が発展するためには行政との一層の連携が必要であることからも、市長に直接ご覧いただけたことはこの上ない喜びです。奥山市長は、社会的養護の現状などにも詳しく、子育て行政への熱い思いが感じられました。今後、里親委託や一時保護などの分野で一層の連携をしていこうと意見交換を行い有意義な時間を過ごすことができました。たいへん多忙なスケジュールにも関わらず足を運んで頂いた奥山市長へ感謝申し上げますと共に、随行された子供未来局板橋秀樹局長にも御礼申し上げます。

 






2015年12月10日

 
 

昨年に引き続いてのご支援ありがとうございます。

12月9日杜のホールにおいて、アサヒグループホールディングス株式会社様からのご寄付贈呈式が開催されました。グループを代表してアサヒビール株式会社東北統括本部の田淵万平本部長からは「子どもたちに健やかに育って欲しい」との温かいメッセージもいただきました。昨年に引き続いてのご支援となり、子どもの村への理解、震災復興への想い、子どもの健やかな成長を祈るアサヒグループホールディングスの皆様の想いに感謝しております。

 

 






2015年12月10日

 
 

早くも3回目の開催となりました。

12月8日、stella-musica(ステラ-ムジカ)様による「子どもの村東北支援のためのチャリティコンサート」が日立システムズホールで行われました。このコンサートは、昨年秋から始まり早くも3回目となります。今回は、主催者の松山裕美子様と松山寿美子様によるお話(朗読)と音楽(ピアノ)による3作品と、1回目の公演からご協力頂いている仙台フィルハーモニーのヴァイオリン奏者の宮崎博様、2回目からご協力頂いているクラリネット奏者の宮崎薫様による演奏で、とても心温まるコンサートとなりました。主催の松山様をはじめ、たくさんのボランティアの皆様のお蔭です。ほんとうにありがとうございます。

 






2015年12月10日

 
 

募金をお届けいただきました。

株式会社バイタルネットの各支店には、子どもの村支援のための募金箱を設置して頂いております。12月7日、社長室高橋浩則室長がその募金を届けて下さいました。杜のホールでは飯沼理事長から感謝状をお渡ししました。社員の皆様の常日頃のご厚意に感謝の念に尽きません。

 

 






2015年12月10日

 
 

【村日記】  vol.16

12月6日、杜のホールにて、Happy Tocoの皆様によるクリスマスコンサートが開かれました。 ホール内は手作りの飾り付けでクリスマス一色。ますます素敵なホールになりました。 子ども達も聞いた事のあるクリスマスソングが多く、楽しい時間を過ごす事が出来ました。 コンサートの途中にサンタさん(聖ニコラウス)が登場~子ども達はビックリ!お口を開けてポッカリ(笑)。 サンタさんから、思いがけないプレゼントを頂きました。今日のサンタさんはドイツからいらしたそうです。育親アシスタント 佐々木