2015年04月27日

 
 

7/25.子どもの村東北 公開講座 のお知らせ

第4期公開講座②「虐待と非行〈2015.07.25.公開講座〉」の申込み受付中です。

日時/7月25日(土) 13:30~16:30

場所/子どもの村東北センターハウス 杜のホール(仙台市太白区茂庭台2-16-9-1)

講師/橋本 和明 氏 (花園大学 教授)

「子どもの村東北」の関係者や、里親さんをはじめとする家族と暮らせない子どもの養育に関心のある方のために企画し、宮城県なごみの会、仙台市ほほえみの会の後援を頂いて開催することになりました。ぜひご参加頂きたい内容です。参加無料(資料代として500円/1講座)。7月18日(土)までにお申込みください。託児もあります。

※この講座は、養育里親・養子縁組里親を対象とした研修を兼ねています。

お申し込みは、申込書(PDF〈2015.07.25.申込書〉をダウンロード)にご記入の上FAXください。






2015年04月27日

 
 

絆フォーラム報告

2月14日(土)「第6回もうひとつの絆フォーラム」が行われ,85名参加いただきました。

 行政報告では宮城県中央児童相談所の遠藤哲也次長から、現在の宮城県の子どもたちの状況や里親委託の状況,これからの宮城県における家庭的養護の方向性についてご報告いただきました。

 また、特別講演では林浩康先生「ともに育てる里親養育」というテーマでお話ししてくださいました.先生のお話しの中から以下,2つご紹介すると、まず1つめに,里親さんだけでなく、ひろく保護者の方々も,「保護者の責任」や「所有物観思想」というものによって,抱え込んでしまうことが問題であり、その原因に「いい加減=いいあんばい」な子育てを許さなない社会の風潮などもその一つであると指摘されていました。「ともに育てる養育」とは,悩んだときには,SOSを出せることが,養育者として「力量がある」という考え方をし、養育を「ひらき」「つながる」ことが大事とのことでした。

 2つめに,「固有の子育て観にとらわれない」ということについて。養育する大人側が、これまで培ってきた「子ども観」や「子育て観」が,有効である場合もあれば,そうでない場合もあるという事を理解することです。独自の子育て観を優先せず、自らの養育のあり方を振り返るために、他者からの助言や子どもの声に耳を傾ける謙虚さが大切になります。つまり、自己理解です。また、家庭環境であっても,「子育て」は,「社会的」なものであるということです。その他にも、いろんなヒントが散りばめられた講演でした。 

 第3部のトークセッションでは,山崎剛(子どもの村東北理事)の進行で,里親さん(仙台市ほほえみの会,宮城県なごみの会の皆さん)からいろんなエピソードを聴く基調な機会になりました。あらためて,里親という「生き方」のすばらしさを改めて感じる機会となりました。

 最後に,宮城県の子育て支援課の吉岡班長から、来年度から開始する「(仮)宮城県家庭的養護推進計画」の中間案について説明がありました。県の計画は平成27年度から平成41年までの15年間を期間として策定されます。今後の宮城県の家庭的養護の方向性についての大事な時期に来ている事を改めて感じる機会になりました。  

  次回のもうひとつの絆フォーラムは,6月28日(日)石巻市内で開催を予定しております。宜しくお願いいたします。






2015年04月24日

 
 

【村日記】  vol.3

写真2

4月27日(月)

先週、五月人形を頂きました。三段飾りの大きなものです。飾り物がたくさんあり、子どもと場所を確認しながら、時間をかけて飾り付けしました。五月人形はお守りとしての役割を果たすと言われています。子どもの村東北の子どもたちを、健やかに見守り続けて欲しいと願います。

 






2015年04月24日

 
 

【村日記】  vol.2

写真4 写真5 写真3

4月20日(月)

子どもたちと一緒に植えた、プランターのビオラや花壇の芝桜も庭に彩を添え、春らしい景色になりました。4月上旬には3本の立派な梅の木が支援者の方から頂きました。いよいよ春本番、色とりどりの花が咲き、たくさん実をつけてくれるのが楽しみです。

 






2015年04月06日

 
 

チャリティコンサート (入場無料)のお知らせ

すてきなクラシックで、この春の夕べを過ごしてみませんか?4月30日(木)19:00開演(18:30開場)、日立システムズホール仙台 交流ホール(仙台市青年文化センター2F)において、stella musica様主催による第2回子どもの村東北支援のためのCharity Concertが開催されます。今回のコンサートは、子どもの村東北の建設及び運営を支援するために企画していただきました。入場は無料です。会場にはチャリティボックスを置かせていただきます。定員300名。多くの方々にお越しいただきたいと思っております。詳しい内容はチラシをご覧ください。

20150430チャリティコンサートチラシ

 






2015年04月03日

 
 

3人目の子どもが入村しました

ビオラ

ビオラ

4月に入り、3人目の子どもが入村しました。これまでの間、児童相談所を通してマッチングを行い、外泊を繰り返すなど、さまざまな準備を整えての入村です。春休みでもあり、朝から3人の子どもたちが仲良く遊ぶ姿が見られます。うららかな日々が続きはじめた子どもの村に、またひとつ明るい子どもの笑顔が増えました。

写真は、子どもたちとスタッフが育ててくれている花です。村はいつも子どもたちと一緒に育っています。